ぼくのたわごと(別館)

ハロヲタ兼ロック好きの趣味ブログ

台湾旅行奮闘記 おまけ 一日乗り鉄環島の旅

1/8~10まで再び台湾に行ってきました!

前回は台北市内中心だったのですが、前回帰国時にやり残したなあと思ったことがありました。
それは「環島」。
文字通り台湾を一周することなのですが、ちょうど台鐵と高鐵を使えば頑張れば一日で台湾を一周できると知り、計画を立てました。


台鐵は
国営台湾鉄路股份有限公司
こちらのHPでネット予約できます。

今回は時計回りで環島を計画したため事前に
台北→台東、台東→新左営の切符を日本で買いました。

またちょうど台北→台東道中にご飯時になるため、弁当も事前購入しました。


今回はさすがに台湾2回目という事もあり、台湾に行く前も着いてからも多少は焦りつつも比較的スムーズにホテルまでは行けました。
(ホテルは前回と同じシーザーパークホテル台北です)
まあ、ホテルに着いてからカードキーがエラー連発で20分ぐらい立往生したという事もありましたけどね(笑)。

長旅の多少の疲れも感じつつ1日目は終わりました。


そして、2日目。
いよいよ環島の始まりです。

朝6時半に僕も母も起きて準備を開始します。
ホテルを8時には出て8時10分頃には台鐵台北車站につきます。


乗車券は前日に発券していた為、駅に着いてからはただ改札を通るのみでした。
20分ほど改札内のベンチで待ち、定刻通りに電車が来ます。

今回僕らが乗ったのはこちらです。
台湾鉄路管理局EMU3000型電車 - Wikipedia

台湾の特急は「無座」と言って指定席券を持っていなくても、指定席に乗客がいない場合にのみ指定席に座れるタイプの特急もあるみたいですが、
この特急は完全指定席でした。

また台鐵は車内飲食OKなので前日に買っていた朝ごはんも電車の中で食べました。

台東までの自強號(特急)3000系は前半は市街地を通るため、ビルが多かったですね。
時に変わった建物もありましたが、写真を撮ろうとした時にはもう見えなくなったりとかありましたね(笑)。
全行程10時間の長丁場なので暇つぶしに本を持っては来ていたのですが、外の景色見るのに夢中で本を読む暇もありませんでした(笑)。


出発から約1時間半。
自強號3000系は東シナ海フィリピン海を臨む海岸沿いを走ります。


最初、この景色を見たときに位置関係的に与那国島か?と思ったのですが、調べたところフィリピン海沖の「龜山島」と言う島だそうです。

亀山島 - Wikipedia

ただ、台湾と与那国島も約110キロだそうなので条件が良ければお互いが見ることができるとのことだそうです。
(龜山島からは与那国島は見えるらしいです)


出発から約3時間。
自強號3000系は台湾東部の街「花蓮」に着きます。

ここ花蓮で事前購入していた弁当をいただきます。

パッケージがかっこいいですよね。

中身もご飯がしっかり入っていて骨付きの牛肉で美味しかったです。


自強號3000系に乗ること約4時間。
ようやく最初の目的地、台東に着きました。


台「東」とは言いますが、位置関係的には台湾南部かつ台湾のちょうど南北の中心を走る北回帰線より南の都市だったので少々風が生ぬるかったですね。
なんとなくですが、台北に比べると異国情緒が漂う街だなと思いました。
ここ台東では特急の乗り換え待ちで40分ほど待ちました。


40分ほどして今度は普悠瑪と言う自強號に乗ります。
普悠瑪号 - Wikipedia

この普悠瑪号も先ほどの自強號3000系と同じく完全指定席の特急です。
ディスプレイがかっこよかったので思わず写真を撮っちゃいました(笑)。

普悠瑪号では台東から高鐵の下りの終点である左営駅(新左営)まで向かいます。
道中は前半が海岸沿い、後半は工業地帯や市街地の景色でした。


途中で観光列車「環島之星」にすれ違ったり、

中国が衛星を発射し、アラートが鳴ったりとかもありました。
Jアラートにも慣れていない身としては正直、アラートが鳴った時怖かったですね。


普悠瑪号に乗ること約2時間。
目的地の「新左営駅」に到着しました。

台鐵新左営駅と高鐵「左営」駅は駅自体が併設してあるのですが、乗り換えにどれだけ時間がかかるかが分からなかったため、
この切符は事前購入していませんでした。

しかし、ネット検索しながら案外スムーズに切符を購入できたので一番早い高鐵に乗れました。

改めて見てもかっこいいですよね。


左営駅から台北まで約1時間40分。
いよいよ旅のラストスパートです。

これ見るとそのまんま日本の新幹線だなあと思ったりしました(笑)。

高鐵では母と連番での席を取れなかったためお互い離れ離れで座っていました。
最初はこちらが両サイドに乗客がいる席でしたが、途中、母の方が両サイドに乗客が入ってきたのもあり席を交換したりしました。

高鐵では窓側でなかった為、景色はあまり見えませんでしたが、さすが新幹線。
景色的には市街地が多かった印象ですね。


高鐵に乗ること1時間40分。
ようやく台北に着きました。

右の242号が僕と母が乗ってきた新幹線ですね。
台鐵、高鐵と乗り継いで9時間14分。
さすがに新幹線を降りたときは疲労困憊でしたが達成感はありましたね(笑)。

1日で無事台湾を「環島」することができました。


ホテルに帰ってからはドリンクコーナーで「紅焼牛肉麺」と言うのをいただき、

台湾ウイスキーの「カバラン」もいただきました。
とても楽しく充実した1日でしたね。


そして翌日も早く起き、台湾を発ちました。


今回の電車旅。
計画する時も楽しかったですが、実際に出発してからも楽しくて、改めて振り返ってもやってよかったなと思います。
正直、今度は台鐵しばりとか反時計回りとかもやってみたいなと思うくらいです(笑)。

また台湾に行けたらいいなと思います。