彼のアルバムを聴くのはUltravisiter以来なんですよね。
ちょいと前にどこかのサイトで理系の音楽をエレクトロニカと書いてたのを見ましたが、確かに分かる気がするなあとこのアルバムを聴いていて思いました。
Ultravisiterはどんな感じだったか半分覚えてない部分もありますが、このUfabulumは良い意味で非常に神経質なビートのアルバムだな、と。
そして、本当に真っ白けな音楽だなというくらい黒い要素がないなあとふと聞いていて思いました。
どこか暖かみがあるダフトパンクに対して、良い意味で人工的な音楽。
久々に聴いたスクエアプッシャーですが、なかなか良いアルバムだと思いました。
きのこ帝国にも影響を与えたと言うレディオデプト。
ニューゲイザーらしいですが、ポップなエレクトロって感じですね。
悪くはないけど、シューなゲイザー的要素を求めて聴いたのであれっ?って思いはありました(笑)。
ただ、メロディアスなんで聴きやすいアルバムだとは思ったなあ。
第一印象はかなり良いアルバムです。
個人的にはリンキンは3rdこそ至高と思っている人なので、1stにはシングル以外はそこまで思い入れのない分、一聴した感じでは1stより聴ける感じだと思いましたね。
路線としては4thの路線を少しヘヴィにしたような感じに聴こえましたね。
1stとは違う感じ。
弱点を言うならばシングルは弱いけど、もし、1stがこれなら自分は両手あげて賛成だったなと思います。
1stを目の敵にしてるようだけど、3rdが自分の中で素晴らしすぎるってだけよ(笑)。
このアルバムも3rdのような統一感を感じましたね。
どうせ、We Are YoungやSome Nightsみたいな歌い上げ系ポップアルバムでしょと思ったら意外や意外でしたね(笑)。
オートチューンは出てくるわ、打ち込みのような音は出てくるわでなかなかポップのおもちゃ箱みたいなアルバムでした。
カニエのMy Beautiful Dark Twisted Fantasyを手がけたプロデューサーがプロデュースを手掛けてるだけあって、まんまそれ的なアプローチのStarsって楽曲もあったり、アルバムでした後半に行くにつれて面白い展開になっているアルバムでしたね。
特にそのStarsは
これを彷彿とする仕上がりの曲でしたしね。
バンドの音楽性の幅広さを感じさせてくれるアルバムでした。
このバンド、名前から気になっていて、よく調べたら図書館で何回か借りた事のあるKING BROTHERSのギターのマーヤさんがいると言う事で借りてみました。
音楽的に言うとストロークスっぽいところがあるかなあ。
ところどころ打ち込みっぽいところもあるけど、荒々しいKING BROTHERSのイメージを想像するとそうでもなくてビックリすると言うか。
帯に書いているジャンルで言うとパワーポップなのかもしれないけど、いい意味での音のスカスカ具合がストロークスっぽいなって思うんですよね。
ジャケはエレクトロミュージシャンっぽいけど、音は鈍くギラギラしたニューウェイブ気味のロックだなとおもいました。