珍しく図書館で借りたけど、すぐ聴かずに放置してたアルバム5枚です(笑)。
ミュートマスだったかをピッチフォークでどれくらいの点がついてるんだろうなあと確認しようとしたときに、たまたま図書館にある事に気付いたバンドです。
これも2012年の年間トップ50に入ってるんですよね。
名前的にフォークっぽいのかなと勝手に思ってたら真逆で、結構、荒々しいオルタナティヴロック。
で、なんと、ニルヴァーナのIn Uteroのプロデューサーのスティーヴ・アルビニプロデュースとか(笑)。
そりゃあ、音も荒々しくなる訳ですわね(笑)。
それこそ、In Uteroを彷彿とさせるような剥き出しのロックと言うか、90年代初頭の香りがします。
僕はなかなか好きだし、そりゃあ、確かに一癖変わったもの好きのピッチフォークで評価されるわと思いましたね(笑)。
ベンジャミン・ギバードのアルバムで彼らが引き合いに出されるのがよく分かりました(笑)。
すごい爽快な美メロロック。
デス・キャブ・フォー・キューティーをさらに綺麗にしたんじゃないかってくらいの美しいロックですね。
そして、ただ美メロなだけでなく、コーラスワークも美しいし、さらに、音も少し歪んでいて、微妙にオルタナ、シューゲイズ的な要素を感じさせるのもまた良いですね。
ベル・アンド・セバスチャンと言い、イギリスは本当、こう言う美メロロックを生み出すのがうまいと初めて聴いていながらも思ってます。
たとえるなら、さんさんの太陽の元で聴きたいくらいのエヴァーグリーンなロックですね。
2010年のサマソニで2曲しか知らないのにライブ見て無茶苦茶楽しめた彼ら。
アルバムの印象としてはロックよりのエレクトロミュージックって感じですかね。
何よりもこのアルバムを聴いていて良いなと思ったのは非常にメロディが立っているという事なんですよね。
言ってる事はすごいオゲレツらしいけど、聴きやすく、かつ、エレクトロミュージックのテンションの高さもある。
やはり、2010年のサマソニで思ったテンションの高さとなんか分からないけど、楽しいって感覚は間違ってなかったんだなと思わさせてくれるアルバムです。
ライナーノーツに寄るとチェンバーポップになるらしいですが、エレクトロも入っていて一筋縄ではいかないって感じかな。
音楽メディアが好きそうな音楽だなあと聴いていて思いました。
自分は聴いていて前半より後半の方が面白いかもと思ったなあ。
時々、ドスの聞いた感じというか風格を感じさせてくれます(笑)。
名前だけ知ってたジャズファンクバンドの2011年のアルバム。
濃ゆいファンクですね(笑)。
このアルバムは初のヴォーカルをフィーチャーした作品との事ですが、アルバムを聴く限りでは違和感なくハマってる感じですね。
僕基準ですが、すごく聴きやすい作品。
それでいてオシャレな感じもありますね。
この手のジャンルでは以前とりあげたバンブースを思い出すんですが、僕の中ではバンブースと比肩するくらいの濃さのあるファンクさと、メロディアスさ、そしてカッコよさを感じさせてくれる音です。
良いアルバムですね。
これは買いたいくらい。