What's your favorite Oasis Songs? もっこす編2(4th~7th)
第1回に続き、オアシスの2ndアルバム「(What's the Story) Morning Glory?」が発売25周年を祝したフェイバリットソング企画を引き続きやっていきます!
有名人のセレクトはこちら↓
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今回は4th~7thです。
mockの「What's your favorite Oasis Songs? もっこす編 2」をApple Musicで
Fuckin' in The Bushes
Where Did It All Go Wrong?
Roll It Over
Stop Crying Your Heart Out
Born on a Different Cloud
https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3-%E3%82%AA%E3%83%B3-%E3%82%A2-%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89/1062517256?i=1062517391&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
The Importance of Being Idle
Part of Queue
I'm Outta Time
Falling Down
ここのセレクションでの比率は
4th→3曲、5th→3曲、6th→2曲、7th→2曲
です。
そのうち、シングル曲が6曲、アルバム曲が4曲です。
更に4thからはリアムが作曲した曲もアルバムに入りまして、このセレクションでは3曲選出しています。
またノエルがヴォーカルの曲も他のセレクションと比べても比率が高く4曲選出しています。
4thからはシングル曲1曲とアルバム曲1曲。
Fuckin' in The Bushesは2000年以降のコンサートでオープニングにかかっていた曲ですね。
4thがそれまでのアルバムとなんか違うぞ?と思わせてくれた打ち込みの曲です。
Where Did It All Go Wrongはノエルがヴォーカルの曲。
サイケ色が強い4thの中でも力強いバラードでメロディが強い楽曲です。
Roll It Overはこれぞオアシスと言ったマイナーコード主体の壮大なバラードの楽曲。
重々しい感じが僕は大好きです。
5thからはシングル曲2曲とアルバム曲1曲。
うち2曲はリアム作曲の楽曲です。
Stop Crying Your Heart Outは5thアルバムを代表する名バラード曲ですね。
映画「バタフライ・エフェクト」の主題歌になり、この曲が評価された事が当時は嬉しかったのをよく覚えています。
Songbirdはリアム作曲の楽曲。
ほとんどひとつのコードで作られているんですよね、この曲。
リアム作曲の曲は決してオアシスの中では多くはないですが、リアムの非凡な才能をうかがわせる楽曲です。
Born on a Different Cloudもリアム作曲の楽曲。
かなりダウナーな楽曲です。
WikipediaによるとビートルズのHappiness Is a Warm Gunを参考にした楽曲だとか。
リアムのビートルズリスペクトを伺える好曲です。
6thからはシングル曲1曲、アルバム曲1曲。
いずれもノエルがヴォーカルの曲です。
The Importance of Being Idleは発表時に水戸黄門とファンに騒がれた曲です(笑)。
前作の5thから60年代の、とりわけビートルズ以外のバンドの楽曲を参考にした曲が増えてきた印象があるのですが、この曲はオアシスの中でも黒っぽさを意識した楽曲のように思います。
Part of the Queueはワルツっぽいリズムが印象な楽曲。
先程のThe Importance of~もそうですが、ノエルヴォーカルの楽曲の音楽性の進化が伺える楽曲です。
僕個人としてはオアシスではリアム派ではありますが、このあたりはノエルの音楽的嗜好がビートルズ以外にも広がってきているように感じたのもあり、その方向性が好きではあります。
現状オアシスのラストアルバムとなっている7thからはシングル曲2曲。
リアム作曲かつリアムヴォーカルの曲が1曲、ノエル作曲かつノエルヴォーカルの曲が1曲となっています。
I'm Outta Timeはリアム作曲の楽曲。
4thからリアム作曲の曲はアルバムに最低でも1曲以上ありましたが、リアムの作曲センスの向上を感じさせる楽曲です。
Aメロからサビへの展開など、アルバムごとに徐々に上手くなっていますし、この時点でのオアシスのメンバーであり、ソングライターとしてのリアムの集大成のような楽曲です。
Falling Downはノエルヴォーカルの楽曲。
これまでのオアシスのサイケデリックっぽさと過去数アルバムのノエルの60年代ロックの追求の折衷のような楽曲。
ドラムのリズムのせいか今聴くとケミカル・ブラザーズとのコラボ曲っぽくも聞こえますね。
陰鬱な始まりながらもサビで一気に盛り上げてくるあたりはさすがだと思います。
このセレクションでは比率で言うとほぼ同数になりました。
3rdに続き4thもリアルタイムで購入したのもあり、オアシスでは好きなアルバムなので多めに選出しました。
この時期、というか2000年代のオアシスはキーワードはノエル以外のメンバーが作曲した楽曲がアルバムに収録されるようになったことと、その中でもとりわけリアム作曲の楽曲がシングル曲として発表とされるようになったことだと思います。
オアシスはノエルの作曲の才能によってスターダムにのし上がったバンドでもありますが、このノエル以外のメンバーがアルバムを賑わすことによって、ノエル自身も刺激を受けたのか、はたまたノエルの音楽的追求がこの時期にどんどん進んでいったのか、ノエルヴォーカルの曲でそれまでのオアシスの印象にとらわれない楽曲が増えたように感じます。
この中で言うとThe Importance of~だったり、5th収録のヴェルヴェット・アンダーグラウンドを意識したMucky Fingers、アルバム未収録のボブ・ディランっぽさも感じさせるLord Don't Slow Me Downなどがその際たる例じゃないでしょうか。
その意味でアルバムリードトラック以外のシングル曲だったり、アルバム曲にも面白い楽曲があり充実していたのが2000年代のオアシスだったように思います。
さて。
結果的に前回、今回で1990年代、2000年代のオアシスの個人的名曲をご紹介することになりましたが、次回、ラストはシングルB面曲、アルバム未収録曲のフェイバリットソングをご紹介したいと思います。
早ければ明日、遅くとも近日中に更新いたします!