久々に大量借りしたやつから2
彼らと言えばこのアルバムに入ってるArctic MonkeysのI Bet You Good on the Dancefloorのオマージュ?ソングのミラーボールが回りだしたらって曲が有名なのですが、アルバム自体、10曲31分だけあってすごいコンパクトな印象を受けますね。
個人的にはテンション、メロディーといい、聴きやすい印象がありますし、当時インディーズって事を考えても聴かせるアルバムだなと。
僕は結構、好きなアルバムですね。
LISTEN TO THE MUSIC以降のどポップな印象を抱いていたら、CD聴くとあらまブラックミュージックテイストのある曲もやってのけるバンドなのね、と。
ボコーダーヴォーカル+後ろの音はちょいラウドなロックっぽい曲もあったりと、本当の意味でポップとは何かを教えてくれる作品だと思いますね。
基本、ブラックミュージックフィーリングを下敷きにして、ポップに昇華しているように思うんですが、非常に聴きやすい曲だと思います。
こりゃ確かにメジャーに行きますわね(笑)。
このアルバムの曲、玲奈ちゃんがSSAでのイベントの時、かけていたそうですが、前のアルバム聴いた時にも思ったけど、インディーズのクオリティじゃないですね(笑)。
すでにメジャーの風格を漂わせてる音だわ(笑)。
彼らの良いところと言えば、ある意味、ギークロックっぽいとこだよなあと勝手に思ってるんですけど、これはこれで結構、この時点でよく出来てるかも。
なかでも、玲奈ちゃんもかけていたこれは本当に素晴らしい。
この激情的なヴォーカルが何とも言えないですね。
クリープハイプは改めて良いバンドだとこれ聴いて思いましたね。
個人的にはなかなか惜しいアルバム。
恋ノアイボウ心ノクピドや、My Sweet Babyなどキラーチューンはあるんだけど、もう少し、キラーチューンが欲しいかなと思いました。
ただ、現在のワンオクは完全感覚Dreamerから2年前のこの時点で完成されてたんだなと音を聴いて思いましたね。
つまり、2008年の時点で売れるだけの音楽性は十分あったんだなと思いました。
シングルはないけど、前述の二曲は良い曲!
大ヒット曲、Stay With Meがバラードだったので、歌い上げ系のアルバムかと思えばそうでもなく、ちょこちょこエレクトロな音が出てきたりとか言うアルバム。
なかなか聴きやすいアルバムかと思います。
しかし、とにかく曲が多くて全21曲(笑)。
ただし、サクサク終わっていくので曲数から受ける印象に比べたら早く終わるなって言う印象のアルバムです。
かつて、NHKBSでやってたライブ番組の中で歌ってたNirvanaって曲がボーナストラックなのは意外だったなあ。