オルタナ?な5枚
今回の5枚は大きいジャンルで一つで括ると一緒になる?*1バンド達のアルバムです(笑)。
この中で、パールジャムは良かった!
実はただこれが聴きたいだけの為だけに借りたアルバムなんですが、アルバム自体、本当、絵に描いたようなハードロックって感じでしょうか。
もちろん、このDo the Evolutionはかっこいいんですが、アルバム全体的にもかっこいい曲が多かったですね。
パールジャムと言えば、ニール・ヤングとの深い関係があるバンドってイメージが強いんですが、音はハードロックなニール・ヤングのイメージに近い感じかな?
とにかくいわゆる90年代以降のグランジを通過した後のハードロックって感じでしたね。
リンプはベビメタの元ネタを聴くために借りたようなものなんですが、
まあ、これはその元ネタの曲じゃないですが、チャラいですよね(笑)。
でも、彼らがバカ売れしてた00年の頃とかすごいメロディアスでヘヴィで聴きやすい感じが僕にはストライクだったんですよね。
そのチャラさからレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとかから嫌われたバンドではありますが、彼らが先導してきたにも等しいニュー・メタルってジャンルはそれはそれで良かったと僕は思います。
ヘヴィロックがメインストリームだったあの時代は面白かったし、リンプはリンプで格好良かったですからね。
今や嫌われ者バンドらしいですが、時代の音でしたからね。
あとの3枚のうちの2枚は聴きたい曲があるから借りたようなもんですが、もう一つまあ、え?っていうのがコーンですね(笑)。
コーンもリンプと同様と言うか、ニュー・メタルの元祖的存在ですが、このアルバムで、ダブ・ステップを導入し、エレクトロな方向に一気にシフトしたんですが、コーンもコーンで元々ヒップホップとかダンスミュージック色がにじみ出てるバンドでしたからね。
これはかなり前のアルバムな曲だけど、改めてアルバム聴いた時、なんかダンスミュージック色が強いよね?と思ったんですよね。
だから、そう言う意味じゃ、The Path of Tatalityのダブ・ステップ導入は当時の時代の音だし、取り入れるのもおかしくない。
しかし、まあ、ヒップホップ色の強いニューメタルなら分かるにしても、いきなりエレクトロなダブ・ステップは、は?とか思いましたよ(笑)。
ただ、アルバム聞いた感じでは全否定ではないなあ。
ベースとかコーンらしさは残ってるしね。
それにエレクトロなロックで言うと、マリリン・マンソンのMechanical Animalsもそうですよね。
こっちはインダストリアルって方向になるんだろうけど。
最後にSum 41。
これはベストなので深くは言及しませんが、彼らはメタル要素も持ち合わせてた時期があったとのことですが、Over My Headとか比較的メタルっぽさが強くない曲でも改めて聴くとああ、確かにそうかもなあとか思いました。
ギターの感じがパンクのそれじゃないなあとか思いましたね。
日本企画盤ですが、シングルは過不足なく収録されているので、良いベストだと思います。