ぼくのたわごと(別館)

ハロヲタ兼ロック好きの趣味ブログ

Rage Against The Machine

薮下柊のナイッシューな気まぐレビュー#9




Tire Me 【Rage Against The Machine


Rage Against The Machine
...略しまして【レイジ】は笑


1991年にアメリカで結成された
強い強ーいっ政治的声明を秘めた社会派バンドです!


音楽が好きで、純粋に楽しむバンドがたくさんいる中。


レイジは常に社会の不正や、暴力に対する抵抗、反戦などの政治理念を訴え続け自分たちの音楽に入れ、それを表に出し続けてきました。


「曲は武器である」と言い切るレイジが、分かりやすくてカッコいいです!


レイジの音楽は、
ロック、メタル、パンク、ヒップホップ、ダンス、ジャズ、、、

と、様々なジャンルを取り混ぜた「ミクスチャー」と呼ばれるスタイルですっ




メロディーにのせて綺麗に歌いあげるのではなくっ

メンバーのZackが
政治的な内容の歌詞を激しいラップでマシンガンのように叫び続けるので、


歌詞に込められているものの情報量がたっくさんな、メッセージ性がむちゃくちゃ強いバンドです!



もーっね
レイジはほんとに凄いんですっ


アメリカ合衆国で開催されていた
オルタナティヴ・ロックパンク・ロック、ヒップホップなど様々なジャンルのミュージシャンが公演をする

「ロラパルーザ」

というロック・フェスティバルがあるんですが、、、


そのフィラデルフィア公演で凄いことをしたんですっ(°_°)


歌詞に対して検閲する団体”PMRC”に抗議する意味で、、

14,000人の観客の前で、
レイジ全員が口にガムテープを張り、なんとっ全裸で15分間もステージに仁王立ちし、全く演奏をしないでステージを降りたことがあるんですっ


伝説的すぎる
ライブパフォーマンスです!!笑



でもまあ観客はもちろんっ
面白くないですよね、、、


私がもしLIVEを観に行き、
そこでむちゃくちゃ楽しみにしていたバンドが演奏も何もしなかったら、、、

そりゃ怒ると思うし悲しいです(;_;)


私の場合、日本だから
来日しないと観れないわけで、来日公演が発表されてからずーっとワクワクしてっ
CD何回も何回も繰り返して聞いてっ


ってすると思うから
曲を聴くことができないのは悲しいです(;_;)


でもレイジが意味なく、そんなことをするわけはなく、、、


レイジがこの行動から伝えたかったことは


「音楽を聞けなくなる苦しみを知って欲しかった。」


ということらしいです。



しかも、その後フィラデルフィアで無料ライヴを行ったので、まあそこはおちゃらですねっ笑


いや~でも
伝え方がロックすぎて!!笑


分かりやすいような分かりづらいような、、


ほんとに面白いです!笑
曲がもちろん大好きだけど
曲以外の部分で、人間性がむちゃくちゃ変わってるから興味をそそられます。



そして今回、紹介させていただくのは、、

レイジの1996年に発売された2作目のアルバム「Evil Empire」の6曲目に収録されてある

「Tire Me」

というパンクよりの曲ですっ


まず聴いたらはじめのイントロのベースに心持ってかれますっ

そっからの
Zackの叫ぶスタイルのボーカルがパンクと絡み、むちゃくちゃ刺激的な曲が始まりますっ



前のめりで
焦燥感をあおる激しい曲ですっ

どこか不安になり
ソワッソワします。笑


私の中で
気付いたら体が動いていて
爆音で聴きたくなっちゃう曲ランキングには必ずランクインする曲です笑


自分のスタイルを貫いて
伝えたいことをストレートに伝え
行動してきたレイジだから

そのレイジの曲を聴くと
何かしなきゃ。
って思わされますっ



とにかく私は

ジャンルが盛大にぶつかりあっている

レイジの曲が大好きですっ



皆さんっ
「Tire Me」はもちろんっ
それ以外もよかったら聞いてくださいっ

まさか、レイジが来るとは思いませんでしたね(笑)。

薮下さんの紹介通り、レイジは非常に政治的な主張を歌に盛り込んでるバンドです。

僕はゴジラのサントラに入ってるNo Shelterで知ったのですが、それより前に出たアルバム、Evil Empireから知ってるなんてさすがだなと思いますね。

本当、この薮下さんのレビューでレイジ知った若いファンの方は幸せだと思います。

10代の一番多感な時期に政治的なバンドに触れ、政治に疑問や関心を持つことはすごく良いことだと思います。

それをきっかけにして、もっと政治への興味を深めていけばいい。

レイジはその音楽のカッコよさからも入口には最適なバンドだと思いますからね。

ちなみに、僕はレイジのアルバムでは

このThe Battle of Los Angelsが大好きです。

有名な

Guerrilla Radioは勿論、Sleep Now in The Fire

もPVが政治的でカッコいい。

とにかく、唯一無二のバンドだと僕は思います。

そのレイジに目をつけた薮下さんは本当、さすがだなと思います。