終わりました。
最後に大ドンデン返しを期待したんですがさして大きいものはなかったですね(苦笑)。
吉祥寺店の閉店の為の最後の抵抗としてやった企画が、亜紀がネット見てた時に発案した書店に泊まろう企画。
書店の営業時間を24時間にして、ゆっくり本を見てもらおうと言う企画で、この企画は大成功を収めます。
小幡だけじゃなく、最終的にはペガサス書房社長まで来店するんですよね。
ですが、最終的には売り上げ20%アップには届かず、吉祥寺店は閉店となります。
で、その中からリストラで誰か切らないといけないなか、最終的には理子を除く全員がユニコーン堂にスカウトされると言う展開になります。
これには伏線があって、三田くんの元に田代から電話があって、理子さんに別れを告げられ福岡に帰ることにした事を言った時に、三田くんから閉店の場合、誰かを切らないといけないことや、その場合全員が辞める覚悟があること、でも、理子さんはその事に責任を感じてる事を聴いたんですよね。
それを受けて田代が最後に福岡に帰る前にユニコーン堂に全員を移籍させるという荒技をとります。
田代はやはりいいやつでしたね。
対し、野島のクソっぷりは最終回でも変わらず
で、最後の方で亜紀と小幡が結婚式を挙げて投げたブーケを理子さんが取るという粋な演出もありましたが(笑)。
ラスト、どうなるかと言うと、理子は個人で書店を経営する事になり、そこにユニコーン堂を辞めて、従業員になりたいと尋ねて来た亜紀が来て話は終わります。
まあ、視聴率が低かったぶん、最後がややかけ足な終わり方したのは仕方ないですね。
可能ならば、本来、放送されるはずだった、残り2話もみたいなあとは思いますが、これはお蔵入りなんだろうなあ。
僕としてはずいぶん久しぶりに1クール見たドラマとなりました。
多少、ダレる部分があったようには思いますが、結構楽しいドラマでしたね。
もし、本屋に泊まろう企画があったら、僕も応募してますね(笑)。
亜紀が社長にいったように本屋、これは図書館でもですが、偶然の出会いはリアル書店だからこそあると僕も思います。
タイトルに惹かれたり、表紙に惹かれたり。
やはりそれは生の書店だからできる強みです。
僕は書店でアルバイトするまで元々本に興味ない人でした。
でも、書店で働くうちに、お客様が買われている本でこれ面白そうだなと思うものや、平積みされている本に興味もったりして、そのうちに好きな本や気になる本が増えていきました。
そう言うよさもまた生の書店にはあります。
また、僕の働いていた本屋さんも今はありません。
そこは僕がいなくなって潰れたのですが、潰れたあと見に行ったときはやはりさみしかったですね。
本社の方針とか色々ありますが、まあ、中には現状を見ずただイチャモンつけられるだけってのもあります(笑)。
そういう点では書店ガールの世界だけの話じゃないんですよね。
元書店員だからこそ感情移入も色々できるドラマでした。
また原作読んでみたいし、書店にもう少し行ってみようと思わせてくれるドラマでした。