借りた時期は別々なんですが、ちょっと同じ枠で語りたくなったので。
これを最後にチャラくなっていったマルーン5とこれを機にぐっとロックっぽさが増したコールドプレイの2枚目。
まずマルーン5の方ですが、前作、Songs About Janeを聞き込んだ耳からすると、あれれってな感じなんですよね。
黒っぽさはずいぶん減退して、代わりにスタイリッシュな方向に持ってかれたって言うか。
これとか、良い曲だし、全米1位もとったけど、え?と思いました(笑)。
前作と比べたら、ですけどね(笑)。
一気に80年代っぽい感じに(あまり詳しくないけど…)に走ったかーって感じ。
かと思えば、ちいと重たい曲もあったり
アルバム通して最初聴いたイメージは散漫でした。
やはり、Songs About Janeには敵わない。
しかし、5枚も出して外注チャラ路線も通過した今となればロックバンドとして体裁が保たれてる最後のアルバムでもあるなあ、と。
そして、今聴くと統一感はそれなりにあっていい感じ。
まあ、この次作もまだ作曲、外注してないですが、1stシングルのMiseryからしてチャラいですからね(笑)。
そういう意味でいうと、ポップさは出てきたものの、前作よりは大きくロック方面にシフトしたアルバムじゃないかなとも思います。
シングルに関して言えばね。
で、コールドプレイ。
こちらは前作がわりかしおとなしいアルバムでしたので、1stシングルのIn My Placeからしてお?と思うようなノリでした。
最初のドラムからしてなんか力強い。
で、こちらはまたシングルが良曲ぞろいなんですわ。*1。
上にあげたIn My Place、
逆回転のPVが印象的なこのThe Scientist、あと静かな始まりだけど後半で徐々に盛り上がってくるGod Put a Smile upon Your Faceなどなど。
前作に比べると一気にロックバンドってな感じの曲が増えたアルバムなんですよね。
こちらは以降のアルバムの曲はもっと音楽のスケールを大きくしていって、ギターの音もラウドになったとこを見ると、このアルバムが内省ロックから、メインストリームロックへの転機のアルバムのように思います。
まあ、コールドプレイの方はそんなに時流に媚を売らずとも結果を出し続けてるバンドですからね。
そこはすごいなと思いますね。
かと言ってマルーン5も嫌いなわけじゃなく、せめてこの頃までに戻ってくれたらと思ってます(笑)。
って、この言葉は前にも書いたね(笑)。
*1:マルーン5の2枚目もシングルは良曲ぞろいですが