僕にとってフェミ・クティのアルバムを聴くのはこれが3枚目です。
最初に聴いて、ずっと頭にあるイメージがShoki Shoki収録のBeng Beng Beng。
この曲のように強烈なダンスビートを想像してたので、このアルバムがすごく意外に感じましたね(笑)。
そこで流れてるのはまさにアフロビートと言える音楽で、曲によってはトーキング・ヘッズ(彼ら自体がアフロビートに影響受けてますが)だったり、果てはフュージョンっぽさ(フェミ・クティ自身がトランペット奏者でもあるらしいですが)を感じさせるアルバム。
本来のアフロビートがこういうリズムでBeng Beng Bengの方が異質なのかもしれないですけどね(笑)。
しかし、久しぶりに聴いたフェミ・クティはジャズっぽくてすごい聴きやすいアルバムだなと思いました。
ロック好きでも普通に聴けるんじゃないかなと思うアルバムですね。
このアルバムは通して良い曲が多いので、中でも特別な曲って選びづらいですが、
一曲目のNothing to Show for It
と
トーキング・ヘッズっぽいThe World Is Changing
とかは好きかなあ。
これは本当、良いアルバムだと思います。
アフリカのミュージシャンって自分が聴いたので言うと
だったり
コンピのこれだったり
マロウマのこれだったり
結構良いアルバムがあるから見逃せなくはあるんですよね。
フェミ・クティのこのアルバムは期待を裏切らない出来でした!