90年代後半にRAZZ MA TAZZと言うバンドがいました。
トップ10ヒットした曲もあるので、結構、有名なバンドだと思うんだけど、はてなで言及してる人はあんまりいないみたいですね(苦笑)。
その彼らの97年発表のアルバム。
このアルバムの中で先行シングルの「Regret」と「orion」が僕は特に大好きでして、地元の図書館でこれを借りられていた頃は何回か借りて聴いてました。
今聴いても良い曲。
久々になんとなくRegretとorionを聴きたくなったんですよね。
アルバム通して聴いてみるとこの2曲はちょっと異色かも。
手ざわりは他の曲とも変わらないんですが、やや2曲ともメロウな曲調ですからね。
改めて、今の耳で全曲聴いてみると、ややビートルズっぽさと言うかブリティッシュ・ロックのにおいを感じるかなあ。
Regretとorionと同じくシングルの「あじさい」なんかはアルバムの全体の音を象徴するシングルだと思います。
カラッとしたと言えばカラッとしてて、どこか曇ってる言えば曇ってる感じ。
ちょうどこのアルバムのジャケットのような感じですね(笑)。
昔聴いた時はちょっと甘ったるいかなと思ったけど、今聴くと本当、グッドメロディーだけが残って、かと言ってうるさくもなくちょうどいい感じなんですよね。
Regretはアルバムリリース直前にリリースされた事もあり、あまり売れなかったけど、本当、名曲だと思います。
そして、今はもうギターの三木さんはこの世にいないんだなと思いながら聴くとなんか切なくなります。