かねてから伝説のグループとは聞いていましたが、なかなか聴く機会の無かったフリッパーズギター。
図書館にアルバムが2枚あったので。ついでにTSUTAYA DISCASで3rdも借りて聴いて見ました。
この曲
イントロはよく聴くけど、フリッパーズギターの曲だとはアルバム聴いて初めて知りました。
フリッパーズギターと言えば洋楽からの引用が多い事とネオアコのイメージが強いグループですが、僕が実はこの3枚の中でいいと思ったのは一番最後のアルバムであるヘッド博士の世界塔なんですよね。
最初のドルフィン・ソングからしてビーチボーイズのGod Only Knowsからの分かりやすい引用だし(笑)。
そして、これ、
こう言うグルーヴィーなのすごく大好きだと聴いてて思いました。
1st、2ndは確かに音はネオアコですよね。
彼らに影響を与えたと言われるアズテック・カメラは聴いたことないのですが、同じくネオアコのスミスもネオアコ色が強い曲って僕自身苦手ですからね(苦笑)。
シューゲイザーっぽいとも言われてるらしい、ヘッド博士の世界塔ですが、
ロック色が強くなった感じで僕自身は好みですね。
まあ、個人的には言うほどシューゲイザーかなあとも思いますけどね(笑)。
ちょうど同時期にマイブラのLovelessも借りていたんですけど、Lovelessに比べたらメロディも歌もちゃんと聴こえますしね。
Young, Alive, in Loveは確かにすごく良い曲だと思うんですが、僕自身、少し凝った感じのアルバムが好きなので、個人的に彼らのアルバムで好きなのはヘッド博士と世界塔ですね。
ちなみに
これもほぼ近い時期に借りたのですが、昔、MTVとかでよくかかってたので借りたんですが、今聴くと面白いアルバムですよね(笑)。
Point of View Pointはエレクトロニックっぽいし、Dropはアコースティックっぽいし、I Hate Hateに至ってはメタルっぽい。
大きくジャンル分けするとエレクトロニックってなるんでしょうけど、そこにロックっぽさが入って、その中でもアコースティックやメタルなんかをうまく盛り込んでるあたり、小山田さんの才能を感じます。
解散後の2人の音楽を考えると袂を分かつのはやむなしだったのかな、なんて思います。