ぼくのたわごと(別館)

あるハロヲタ兼栄好き兼ロック好きの趣味ブログ

人にすすめられたものを早速見てみましたというお話

マイミクで長年の友人であるうよみんさんの誕生日(6月2日)深夜にあれこれと長電話をしてまして、その中でお互い、映画だの本だのをすすめ合いました(笑)。


で、僕がすすめられたのはこれ


夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)

夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)


とこれとか


椿三十郎 [DVD]

椿三十郎 [DVD]



天守物語は図書館で見つけたのですぐ読みました。

ジャンル分けすると戯曲にあたるとの事ですが、登場人物の会話中心なのである意味、劇とかのようにサクッと読めました。

時代ものというか、戦国時代あたりを舞台にしたであろうお話に見えたんですが、前半は、んー?これ、どうやって話が進むのだろうって展開のように思えたんですが、ラストが素晴らしかったですね。

解説を読んだら獅子頭の目を突かれた事によって、失明した図書と天守夫人が獅子頭に突かれたのみを取ってもらう事によって光を回復したって書いてあったんですが、これ、僕は2人が自害して死後の世界に行ったメタファーかなあと思ったんですね。

そう考えるならば美しい終わり方をする話だなあと思ったんですよね。

2人はどうやら思いあってたみたいなので、それが死後の世界で結ばれたように見えたのでね。


夜叉ケ池はまだ読んでる途中です(笑)。
とりあえずは天守物語を読もうと思ったので、ね。


椿三十郎は実家に土日に帰っていまして、それで、その時にやはり図書館で借りて見ました。

これも時代ものになるんでしょうか。

9人の若侍のお家騒動に結果的に助太刀する事になった三船敏郎さん演じる椿三十郎が、知略を巡らして、またその剣の腕で、悪巧みをする大目付一味をこらしめるお話しなんですが、お堅い様式美的な時代劇と思いきや、ところどころ笑わせるような部分があったり、また音楽の使い方など、チャップリンの映画に通ずるものも感じました。

最後の仲代達矢さんが三船さんに切られて血を吹き出すシーンは当時では斬新だったらしいですが、今みるとコメディに近いものもありますよね(笑)。

でも、1時間半、見ててすごい面白かったと思いました。

やはり時代劇というとどうもNHK大河ドラマのイメージが強いのでああいう感じなんでしょ?って感じで見てしまうんですよね。


しかし、この椿三十郎はそう言う堅苦しいのがなくて、もっとわちゃわちゃしてたり、城代夫人のようにとぼけた事を言うような人がいて、それがラストのキーになったりして、1時間半、トイレ休憩こそありましたけど、見入ってましたね。

個人的には黒澤さんとチャップリンに影響みたいなものがあったら、とは思いますが、昭和の映画って大体こんな感じなのでしょうかね?
ともあれ、面白かったですけどね。